ムラ駆けするミルコ・デムーロ騎手は、重賞・GⅠの一発必中を狙い撃ち!
ミルコ・デムーロ騎手のイメージといえば、
陽気で気さくな感じだろうか。
対照的に、クリストフ・ルメール騎手のイメージは
繊細で礼儀正しいイメージだろうか。
その性格が騎乗スタイルにも現れており、
思いっ切りの良い騎乗スタイルで
ハマれば強い勝ち方をするが迂闊な面も多い。
うっかりスタートで出遅れることもままある。
これは表裏一体の特徴として、短所でも
あり長所でもあると思って諦めるしかない。
数値上はしっかりとその結果が率悪さ
として表れているが、その代わりに
重賞と特別戦では頼れる男という面も強い。
M.デムーロ騎手といえば、
「勝春頭ぶっ叩き事件」や
「飛行機ブーンで騎乗停止事件」
「ドゥラメンテの制裁忠告時に喜んでいる事件」
等数々の迂闊?
陽気な振る舞いが目立つが、嘗ての
イタリアのリーディングジョッキーも
生きる道は日本にしかなかったとも言える。
対照的にルメール騎手は幾つもある
選択肢の中で日本を選んだ。
イタリアではたった1鞍を騎乗するために、
片道数100kmかけて車を飛ばし、そして何時間も
かけてまた帰るという日々が幾度となくあった。
それだけ厳しい状況であった。
その環境が彼のハングリーさの根源とも言える。
日本での活躍を期待している。
ミルコ・デムーロ騎手騎乗時の調教師別の特徴と傾向
有名厩舎もマイナー厩舎もM.デムーロ騎手
を乗せてきた時点で勝負気配は高い。
弱小騎手からの乗り替りはかなりアツい!
騎乗依頼は基本的に西の調教師が多くはなるが、
取引先は兎に角幅広く浅くという感じだ。
有名厩舎は良い馬を回してくれること多く、
またマイナー厩舎も勝負掛かりのことが
多いので要注意だ。
■ミルコ・デムーロ騎手 調教師別 成績表
調教師 | 1着 | 2着 | 3着 | 騎乗回数 | 勝 率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
宗像 義忠 | 2 | 5 | 3 | 15 | 13.33% | 46.67% | 66.67% |
斉藤 崇史 | 3 | 3 | 3 | 14 | 21.43% | 42.86% | 64.29% |
森田 直行 | 13 | 13 | 8 | 53 | 24.53% | 49.06% | 64.15% |
松永 昌博 | 6 | 2 | 2 | 16 | 37.50% | 50.00% | 62.50% |
高橋 亮 | 3 | 3 | 4 | 16 | 18.75% | 37.50% | 62.50% |
西村 真幸 | 11 | 4 | 4 | 31 | 35.48% | 48.39% | 61.29% |
鈴木 伸尋 | 3 | 2 | 1 | 10 | 30.00% | 50.00% | 60.00% |
友道 康夫 | 35 | 10 | 15 | 103 | 33.98% | 43.69% | 58.25% |
松田 国英 | 14 | 13 | 14 | 71 | 19.72% | 38.03% | 57.75% |
田村 康仁 | 3 | 2 | 3 | 14 | 21.43% | 35.71% | 57.14% |
相性の良い厩舎は、騎乗回数も考慮し、
友道 康夫厩舎、角居 勝彦厩舎、
池江 泰寿厩舎、藤原 英昭厩舎、大久保 龍志厩舎、
等なら問答無用で買いましょう。
まだまだ、買える厩舎はあるのですが、
今日のところはこんなところで(^^
ミルコ・デムーロ騎手騎乗時の馬場別の特徴と傾向
お気付きだと思うが、
ダートでの騎乗はイマイチだ。
勝率は謎に4ポイントも下げている。
ダート戦で
「いつもより後ろにいるけど大丈夫か?」
って思う時は大体ヤラない。
砂を被ると駄目という話もあるが…
C.デムーロ騎手に比べるとどうにも物足りない。
ただし、クリスチャン・デムーロの方は、
安定して人気があるので拾いづらい面がある。
芝が馬券率46.54%、ダートは馬券率43.38%で、
勝ちの取りこぼしが多いというイメージになります。
ミルコ・デムーロ騎手騎乗時の馬場別の特徴と傾向
M.デムーロ騎手といえば、
中山2000mと1600mのイメージだろうか。
理由はどうあれ、東でのパフォーマンスは
下がっているので割引が必要。
これがC.ルメール騎手、C.デムーロ騎手
との違いになる。
京都・中山はだいぶパフォーマンスを落としている。
■ミルコ・デムーロ騎手 競馬場別 成績表
調教師 | 1着 | 2着 | 3着 | 騎乗回数 | 勝 率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
小倉 | 17 | 10 | 7 | 59 | 28.81% | 45.76% | 57.63% |
新潟 | 52 | 32 | 16 | 199 | 26.13% | 42.21% | 50.25% |
阪神 | 233 | 156 | 143 | 1143 | 20.38% | 34.03% | 46.54% |
中京 | 79 | 53 | 54 | 404 | 19.55% | 32.67% | 46.04% |
京都 | 201 | 159 | 113 | 1056 | 19.03% | 34.09% | 44.79% |
中山 | 74 | 54 | 33 | 362 | 20.44% | 35.36% | 44.48% |
良績はローカル競馬場に多いが、
(小倉 < 新潟 < 中京 の順)
単純に騎手の相手関係の影響が強い。
中央場所は有力騎手がよりいますからね。
皐月賞4勝、朝日杯(中山1600m)2勝。
中山2000mは本人も大得意と言っていたが、
実際のデータでは…
中山もずば抜けた良績は中山芝1800mにある。
イメージは中距離から長距離のイメージかも
しれないが、短距離も悪くはない。
■ミルコ・デムーロ騎手 距離別 成績表
調教師 | 1着 | 2着 | 3着 | 騎乗回数 | 勝 率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 | 6 | 2 | 1 | 14 | 42.86% | 57.14% | 64.29% |
2400 | 31 | 26 | 18 | 150 | 20.67% | 38.00% | 50.00% |
1800 | 220 | 153 | 120 | 1014 | 21.70% | 36.79% | 48.62% |
2000 | 99 | 76 | 48 | 473 | 20.93% | 37.00% | 47.15% |
2200 | 20 | 13 | 21 | 119 | 16.81% | 27.73% | 45.38% |
直線1000mも普通にこなしていたし、
良く勝負所を心得ているのだろう。
長距離は2500mを越えると一気に
パフォーマンスがダウンする。
そして、東京でのパフォーマンス低下も著しい…
ミルコ・デムーロ騎手騎乗時の人気別の特徴と傾向
一流ジョッキーの中でもM.デムーロ騎手が乗ると
きっちり決めてくれるイメージがあるだろうか…
一番人気での勝率は四位騎手(勝率 37.50%)
に次いで2番目に高い。
また特徴としては、
馬の実力以上に人気が先行すること。
川田騎手、福永騎手辺りには余りないのだが。
狙い目はM.デムーロ騎手が大穴に
騎乗している時だ。
C.ルメール騎手と共に率が高いので
期待値が稼げるぞ。
ミルコ・デムーロ騎手の1番人気は、
勝率は良いのだが、
馬券としてはポカが多過ぎるwww
ポアした方が身のためである。
C.デムーロ騎手の方がずっと信頼できる。
ミルコ・デムーロ騎手騎乗時の季節別の特徴と傾向
季節によるパフォーマンスの差は
ないように思われる。
ただ、季節によって騎乗競馬場が
変わって来ますので、6月、8月が良い数値だ。
さて、M.デムーロ騎手と言えば、
重賞・GⅠの一発必中騎乗。
これが、実に厄介。
このために、数々の平場の馬達が駆逐されていく。
平場を重賞の試走のように扱われてしまう。
この騎手は、馬券から外すことも難しいが
短所も多いので、馬券を買う時には
よく心得ておく必要があります。
【まとめ】ミルコ・デムーロ騎手騎乗時の特徴と傾向
1. スタートに気を付けない。
2. チャンスのない馬は、最初からヤラずが多い。
3. 最近は、大外ブン回し、位置取りを取りに行かない、
逃げ馬は強気の早め抜け出し 等雑な騎乗が目立つ。
4. 気分のムラが大きく、全くヤラない日がある。
乗れていないのではなく、やる気がない。
この辺は覚えておいて損はない。
そして、ご存じの方もいるかと思いますが、
GⅠ騎乗時の単・複回収率は、
300%オーバーと言うことで、
決して切ることのできない騎手でもある。
ミルコ・デムーロ騎手は重賞・GⅠでは特別視
扱いして良いが、平場での実際の評価は、
福永騎手、川田騎手辺りと同等の扱いが
妥当だと数値は物語っている。
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