■Method of the endless Victory
そんな方法ある訳ないだろ!
どうせペテンの一種だろう!
競馬は毎レース払戻率が70%から80%(+プレミアム)に調整されていて、
必ず胴元が儲かるようになっているんだ!
だから、賭ける側が儲かることは不可能だ!
そう考えますか。
そう考えても、そう考えなくてもそれはどちらでも良いことです。
それが真実であろうとなかろうと、
勝っているなら関係がないことです。
ただ一つ言えることは、勝てる方法があるなら知りたい、
と思う方は多くいるのに、現実はそうはなっていないという事実のみです。
ここで「唯一の方法」と書いたのは、
競馬におけるどんな攻略法もこの本質の上に成り立っており、
この本質を包含しているからです。
ここからの内容は、
有料コンテンツの内容をそっくりそのまま無料で掲載しております!
つまり、競馬で勝たせる為の内容を有料にして配信していましたので、
これ以降の内容を全て網羅すれば必然的に競馬で勝てる様になる!
というわけです。
最低でも、競馬で負けないことを保証しておりました!(^^)
さて、では”ウイニング競馬”に向けて、参りましょうか!!(^^)/
穴馬や畜生どもが 夢の跡
目に見えないものを見る力
競馬に勝ち続ける唯一の方法それは、
「期待値がプラスの時だけ投資し続ける。」
ということです。
どうですか?
がっかりしましたか。
期待ハズレでしたか。
それとも、当たり前のこと言うなよ!と思いましたか。
それならもう既に実行しているよ、と思いましたか。
まぁ何れにせよ、
勝ち続けるにはこれ以外に方法はないということです。
確率・統計の絡む全ての事象の王道ですね。
ただ、この王道何故か人気がありません。
このページを見てガッカリされた方も多いかと思います。
「期待値がプラス」ということは回数を重ねれば重ねた分だけお金が増えていくのに、
不思議だと思いませんか…
【ジェロラモ・カルダーノ】
もし、あなたがここまでの内容をご覧いただき、
何か感じるところがあるのでしたら、
私から一つの「アルス・マグナ(偉大なる術)」
をご提案することができるかもしれません(^^)/
イタリアの数学者 ジェロラモ・カルダーノは、
世の中の根底に流れている理を見るために、
「見えないものを見る術」を与えました。
※彼は賭博師でもありました!
その術のことを「アルス・マグナ」と言います。
それは、虚数(i X i = – 1)!
正しい正解を得るための見えない真理は確かに存在する、
と彼は気付きました。
虚数を目で見ることはできません。
しかし、虚数がなければ世の中が成立しないのです。
あなたの見ている競馬は、
本当に正しい競馬なのでしょうか(^^)/
競馬界における目に見ることのできない、
見えない虚数を見落としてはいませんか…
■実はみんなオカルト好き!?
日本では振り込め詐欺の被害が連日の様に騒がれ、
その被害は止まる気配を見せていません。
その手口はどんどん巧妙化し、
新しい手口もどんどん明るみに出てきます。
しかし、騙される人は本当に手口が巧妙だから騙されているのでしょうか?
競馬の情報サイトというものがありますよね。
競馬の予想を載せて、それを見るのにお金が掛かるアレです。
大体は詐欺まがいのいかがわしいサイトが乱立しているのですが、
少数ながら優良なサイトもあります。
あれって、詐欺臭いニオイがするのに何故潰れないのだろう、
と不思議に思ったことありませんか。
潰れないってことは、
騙されている人が後を絶たないということです。
内容はほぼほぼオカルト染みているのに…
実はオカルトの方がよく売れるんですよ。
高くても買うんですよ。
みんな興味があるんです。
顧客は必ずしも正論を求めている訳ではないんです。
例えば、確率論・統計学を用いて王道的に、
この馬の勝率は50%です。
単勝オッズは3.2倍ですので、
期待値160ですので買いです、
と言っても売れないんですよ。
1万円が1万6000円にしかならないのかよ!
って言われるのがオチです。
それどころか、外れたらその結果の方を強く胸に刻み込み、
ほらやっぱり当たらないじゃないかと考えます。
実は、最初っから信じたくないんです。
人間って、やっぱり感情の生き物なんですよね。
競馬だけは特別なロマンがある、
と思い込みたいんです。
そうであるなら、
「馬主によって仕組まれたレースがある。」
「大物馬主より勝負情報を手に入れました。」
「年に数回しかコンタクトできない、凄腕トラックマンからの勝負情報」
「厩舎関係者から大ヤリ情報を入手。」
「元調教師〇〇監修。」
「美浦の重鎮〇〇だから入手できる情報。」
訳の分からないのだと「闇調教」ってありましたよ。
何だ!?って思ったら、
馬主の大ヤリ意向で一般のマスコミにバレないように、
マスコミが来る前の朝方の超早い時間帯(深夜)に調教をするそうです…
結局、こう書いた方が1レース1万円、2万円の高額情報料ですが、
ポンポン売れるんですよね。
不思議と、こういう情報が外れたら
自分の情報はたまたま外れただけだ。
競馬だからこういうこともある。
現に他の提供のあった情報は当たっているじゃないかと、
変なところは信じる。
そしてたまに当たるとほらね、やっぱり使える、と。
しかし、収支は永遠にマイナスと。
実際に使ってみると良いと思いますよ。
1年に一度の大勝負、
ダービーが有馬記念が、あおりにあおっておいて、
簡単にコロコロ外し続ける!
それが真実です。
今回のダービーだって、外した情報提供会社ばかりでしたよね!
競馬というのは、
適当に買い続けても外し続けることが不可能なゲーム何です。
万馬券も取れてしまいますし、
最下位人気の穴馬だって好走してしまうんです。
でも、回収率がプラスでないと意味がないんです。
だから、回収率を(プラスで)公表していないサイトは
嘘はついていないかもしれませんが、
投資するには当たらないはずなんです!!
提供する側は顧客の要望に合わせて、
実は情報を提供しているだけなんですね。
一方的に詐欺サイトが悪いのではなく、
それを望んでしまっている顧客がいるから
そうなってしまっている現実があるんです。
競馬場のチューイングガムの売りの少年や、
厩舎をクビになった少年、或いは、
バーテンダー辺りの情報に数千ドルを費やして情報を買う。
今も昔も変わりませんね。
少し手厳しいことを言えば、詐欺で騙される人には、
子どもに頼られたい、
お金で解決できるなら解決してしまいたい、
という甘い考えがあります。
罪をお金で帳消しにしたい、できる
と思っている甘さです。
そうやってルールを捻じ曲げてきた、
捻じ曲げられた経験をしてきたのでしょう…
トラブルや問題を楽に解決しようという感覚と
「現場感覚」というのは相反するものです。
そして重要なのは現場感覚の方だと、
私は思いますよ!
習性は修正できない!?確率的運命決定論
世間ではパチンコ・パチスロ・競馬というのは、
似た様な性質のエンターテイメントとして扱われます。
これは私の以前の経験になるのですが、
知人とある日パチンコ・パチスロをプレイしていたことがあります。
本日はお客様感謝デーで今まで回収した分利益還元しますよ、
という様な満員御礼に近いようなイベントの日のみ、
嗜む程度でしたので、当然プラス収支です。
現在は忙しいので、そんなことに時間を費やす暇はないのですがwww
ちなみに、パチンコとパチスロの方が競馬よりはずっと負けづらいです。
物凄く時間を喰うのと、
オッズが一律なので稼げない (MAX 20円か4円) という弱点はありますが、
たまに打つ分にはね…
パチンコやパチスロの世界には、
それこそ1年に1度というその店にとってはビッグなイベントの日でありますので、
ちょっとした知識のある人が行けばそもそも負けようがないのですが…
そんな日にパチスロを打ちに行ったのですが、
そこに一緒に知人も行きました。
その人は最初他の台を打っていてだいぶお金を使ってしまったらしく、
途中で私の隣の台に台移動してきました。
その台は朝から沢山のメダルを放出していて、
少しプレイすると直ぐに当たり、
隣で打っていた私は「勝ちやすい設定の台」だなと思って見ていました。
3日分の出玉のグラフを見てみると、
当日・前日・前々日共同じようなグラフの波形を描き、
大きくプラスに上振れていました。
私には「勝ちやすい設定」のまま3日間据え置かれているように思われました。
他の指標的なデータと合わせて総合的に考えると、
「1番勝ちやすい設定の台」か「3番目に勝ちやすい設定の台」
のどちらかではないかと思われました。
知り合いが隣に座って直ぐにその台を打とうとしたので、
3日分の出玉のグラフを見せて、
「たぶん3日間台の設定が据え置かれていると思うので、
3日間分のプレイ回数と当たりの回数からその台が
本当に打つ価値があるのかどうか計算して、
確認してから打ち始めるのが良いですよ。」と促しました。
しかし、直ぐにプレイを始めました。
暫くして、「このチャンス出目ってアツい(当たる可能性高い)よな」
と言われました。
私はその台の機種についてのよく調べたことがないので、
「分からないですが、ネットで調べれば直ぐ出てくると思いますよ。」
と答えました。
しかし、調べる気配はありません。
隣の台は当たったり、ボーナスが終わったりを繰り返し、
それに合わせてメダルも増えたり減ったりです。
じわじわ微増です。
その度に知り合いは一喜一憂しています。
当たりを引く早さは、
朝の傾向から大きな変化はないように思えます。
メダルの増え方は、朝よりは単時間当たりに対して鈍化しています。
取り敢えず、朝からその台を見ていたので、
一喜一憂する知り合いに再び、
「3日分のプレイ回数と当たりの回数から当たり確率を計算すれば、
勝ちやすさの設定が判別できると思いますよ。」
出玉グラフのメダルの増えたり減ったりしたところのギザギザ部分を差して、
「この波形が現れるのは良い設定の台であることが多いですよ。
当たりが早いし、メダルが減っていないということですから。」
と言っておきました。
それから暫くして、知り合いはその台を打つのを止めました。
何回も当たっているのに、
ボーナスゲーム中に望んでいるようなメダルの出方をしてくれないようで、
打っていてシンドイので止めるということらしいです。
出玉のグラフから、プレイ回数に対してメダルの増減率をざっくり計算すると、113.89%。
「一番勝ちやすい設定の台」の期待値に近い値でした。
「そうですか…」とだけ答えておきました。
この知り合いは何を根拠に台を打っていて、
何を根拠に台を打つのを止めたのでしょうか?
周りがみんなメダル箱を沢山積んでいたので、
自分もその位出る筈だと思ったのでしょうか?
負けが込んでいたので、
その負け分を回収するくらいメダルが出る筈だと思って
打っていたのでしょうか?
自分の知り合いが隣でボーナスゲームをずっと続けているので、
自分も同じ様に続く筈だと思っていたのでしょうか?
兎に角、メダルが出れば何でも良かったのでしょうか?
単純作業の繰り返しで感覚が麻痺してしまっているのでしょうか?
興奮してパニック状態になっているのでしょうか?
自分は強運だから負けないと思っているのでしょうか?
自分は歴が長いので、そんなちまちましたことをしなくても、
出る台が分かると思っているのでしょうか?
帰り道、「俺はイベントの日は相性が悪い。」
「あの店とは相性が悪いので勝ったことがない。」
「ホント、俺は人よりヒキが弱い」と言っていました。
取り敢えず「データを取ってカウントしてください…」と言っておきました。
もう何度目の事か分かりません…
パチンコ・パチスロというのは統計と確率によって支配されており、
内部システムで乱数を回し、当たりハズレの抽選を行って、
それを液晶画面の演出と連動させて表示させているだけのゲームです。
演出は何でも良いとも言えます。
製造メーカーは「勝ちやすい台かどうか」を判断する材料として、
幾つもの指標を公表しております。
とあるメーカーは、10億回の試行回数をこなしてその数値を出しているそうで、
理論値ではありません。
ほぼほぼ真数と言えるような実践値だと言えます。
メダルがどの位出たのか、だけが「勝ちやすい台かどうか」
を決める判断材料ではありません。
幾つもある判断材料の内のたった一つに過ぎません。
最終判断は様々な指標の結果を総合判断をして導かれるものです。
そして、その後の行動が決まります。
結果的にメダルを沢山出してしまっている台は、
勝ってしまう台ではありますが、
メダルの増減だけに注目してしまうと、
訳の分からないことになります。
メダルを出すために台に拝んでみたり…
この日は少なくとも計3回は見ましたかね…!?
パチンコ・パチスロは確率・統計によって支配されているゲームですので、
確率・統計を使わない手はないです。
期待値も簡単に計算できますので、期待値がプラスの台、
プラスのタイミングの台だけ打てば(・∀・)イイ!!だけです。
当たりは人工的です。
パチンコ台は
「規定時間以上プレイをしたら、幾つ以上玉を払い出さなければならない。」
という規定の下台が作られております。
(確か、日本遊技関連事業協会か日本遊技機工業組合のどちらかの規定だったと思います。
この規定の団体に属しているメーカーが対象となります。)
パチスロは「天井」というものがあり、
あるゲーム数以内に当たることが約束されています。
パチスロは色々なことが前もって確定していたりします。
そういった意味では、
どちらも確率的運命決定論とも言えそうですね。
純粋に確率にしか左右されていない競馬の方が、
より自然に近いと言えそうですね。
【ルートヴィッヒ・エードゥアルト・ボルツマン】
ルートヴィッヒ・エードゥアルト・ボルツマンは、
世の中のデタラメさの中に規則性がないものか
と考えた物理学者です。
時代が進めば進むほど、
知識があればあるほど、
技術が進めば進むほど、
大きくなればなれほど、
さきに進めば進むほど、
物事が理路整然として世の中の真実に近付けると
あなたは勝手に思い込んでいないでしょうか?
ビックデータを解析すれば、AIを駆使すれば、
賢くなれると、先に進めると、正解が導けると、
そんなことを思い込んでいないでしょうか?
科学はそんなことを証明しておりません!
私達の先に待ち受けている未来は、
デタラメな世界なのです。
それなのに、何故人だけはその道から外れて、
“絶対に”という魅惑の果実を求めるのでしょうか?
人は神なのでしょうか?
それとも人だけは特別な存在なのでしょうか?
この宇宙はデタラメな方へデタラメな方へと進み続けています。
人によってはそれを一律、一定、揺らぎのない世界というのでしょう。
競馬もデタラメで当たり前なのです。
しかし、デタラメ過ぎては手元が暗過ぎやしませんか?
という問いを私は貴方に授けます。
もし、少しの明かりを貴方が欲しているのでしたら、
私が小さな灯火を作り出すことは、可能かもしれませんね(^^)/
オーストリアの物理学者 ボルツマンは、
世の中はデタラメにならざるを得ない真理を発見しました。
しかし、彼はそのデタラメさの中で人々が困らぬよう、
規則性を発見する知恵も授けていきました。
それは、オカルトに頼らずとも、
競馬の世界にも「アルス・マグナ(偉大なる術)」
は存在するということです(^^)/
■100%当たる!?
ちなみに、「100%当たります」という情報がありますよね。
競馬における確実性とはどの位なのかというと、
個人的な経験で言うと「十中八九」がいいところだと思います。
私の成績からは、MAXに見積もっても勝率8割、
複勝率9割ちょい位しかいきません。
残りは競馬の持つ不確定性で、騎乗ミスもあるでしょうが、
その日だけ馬が頑張らないってこともあります。
馬も感情の動物ですから、頑張れない時もあるのです。
競馬新聞に時々「鉄板」というワードがありますよね。
あれってどの位の的中率だか知っていますか?
新聞が言うところの一番の「鉄板」についての
勝率について考えてみたいと思います。
それは、主要競馬新聞社10社の本紙予想で全て◎がついた馬です。
単勝は1.X倍、複勝1.0~1.1倍の馬です。
(勝率55.23%, 連対率74.63%, 複勝率82.09% 計67回)
新聞記者というのは、データ分析、各厩舎取材から始まって、
全ての要素を考慮して本命に印を打ちます。
実情ははっきりとは分かりませんが、
環境としては手に入れられる情報量が競馬情報会社に劣るという状況にはありません。
本紙予想は基本的にはその新聞で一番優秀な記者が行います。
様々な方針の競馬新聞社がある中で、
10社中10社◎というのは、新聞記者の総意とも言える結果です。
それでも、まぁ複勝率で8割程度です。
競馬の確実性とはこんなところです。
ここから更に率を上げるには、
パドックを見ることと返し馬を見ることが必須になります。
ここでギリギリまで絞り込めば今度は勝率が8割、
複勝率が9割ラインに乗ってきます。
確率と統計ではこの辺が一杯ラインかもしれません。
少なくとも、私の一杯ラインはこの辺です。
「100%当たります」という謳い文句、
よくよく考えてみると、イマイチなことに気付きます。
信憑性は分かりませんが、
的中率を100%にする意味がないですよね。
ただ、顧客は良く釣れるのだと思います。
投資額の増える早さは、
単回期待値と期待値獲得頻度によっています。
もっと簡単に言うと、
リターンと出目の出現頻度ということです。
期待値は (オッズ)×(勝ち馬の勝率) で決まります。
で、実際に買った馬券が的中していれば投資額が回収できている訳で、
回収率はそこから計算できますね。
最終的に試行回数を増やせば、
回収率は期待値に収束する筈です。
ここから、実際投資したお金がどのくらい増えたのかが分かる訳ですが、
この流れの中で的中率って余り関係がないんですよね。
最終的にお金が幾ら増えているのかに興味がある訳で、
回収額と回収率が重要な訳です。
投資判断には、オッズと勝ち馬の勝率が必要です。
的中率っていうのは、回収率に付属としてくっついてくる結果なので、
幾つでも良いですよね。
そこをセールスしても本当はナンセンスナンですよね。
ただ、確実性は負けている人間の魅惑の果実でありますwww
一応、一般的には的中率が5割を越えていれば、
競馬で勝てると言われているらしいですよ。
貴方は「ラプラスの魔」の話をご存知でしょうか?
全知全能の悪魔は全ての状態を知ることができる。
その下では、運命は全てが決定論だ。というお話です。
一応、原文も載せておきましょうか…
もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、
かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、
この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、
その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう。
— 『確率の解析的理論』1812年
この話で着目すべきは、
全知全能は「神か悪魔か」というところです。
ラプラスは全知全能を「悪魔」と表現しました。
全知全能なら悪魔ではなく、
神様じゃないでしょうか…???
全知全能の神と言いますしね。
ZEUS.
競馬のことを考えましょう。
仮に100%当たるということが分かっている、
運命は決定論だ、としましょう。
貴方はどうしますか?
私ならそれに全ての財産を注ぎ込みます。
結果は当然ながら、この通りに常に推移していきます。
では、99%ならどうでしょうか?
90%ならどうでしょうか?
80%なら?
70%なら?
…
10%なら?
1%なら?
貴方はどうしますか?
これは重要なお話だと思っております。
最初から自分の馬券の的中率が50%だと分かっている状態の競馬において、
貴方の投資行動はどの様に変わるのか、
ということです。
破産をしないように、
投資額の配分の仕方が変わってくるはずです。
的中率が50%のことを考えると、
ハズレることが続く可能性があるから、
資金を分散投資し、徐々に総資金を増やしていく方針を取ります、
という具合にです。
確率に応じて、1回あたりの投資額を変え、
当たりに対する考え方も変えていきます。
3割バッターが20打席連続で凡退しております。
その時、貴方ならどう考えるでしょうか?
人間だしそういうこともあるかな、
と思うかもしれません。
調子を落としているだけだろうな、
軈てまた良くなるだろう、
と思うかもしれません。
結局、終わってみればそのバッターは年間通して、
やっぱり3割打っているという結果が出てくる訳です。
しかし、これが9割バッターならどうでしょうか?
おいおい、嘘だろ、そんなことある訳がない、
と思いますよね。
そもそもこのバッター9割バッターなんかじゃ
ないんじゃないか、とその根底を疑い始めます。
発生確率が低く過ぎますからね。
これが競馬に置き換わったらどうですか?
私なら、2回まではまぁあり得るかもしれないと考えます。
3回目のハズレは想定しません。
2回目までの投資でだいぶ資産を失っています。
確実性が高いと思われるものに、
人は多くのお金を投資しようとします。
だから、外れた先のリスクを
スゴく過小評価してしまうのです。
3回目でプラスにするつもりでいます。
しかし、結果は3連続ハズレ。
発生確率は0.1%。
顔面真っ青でパニック状態ですね。
ほぼ、疑心暗鬼状態です。
20回なんて持ちません。
5回目でダウンです。投資を諦めます。
3割バッターって、7割は失敗しているんですよね。
失敗確率の方が成功確率より2倍以上も高い訳です。
失敗して当然なんですよね。
20回失敗が続こうが、
そんなことがあっても不思議ではないんです。
調子が悪かったり、どこか怪我をしていたり、
何かメンタル的に問題を抱えていたりすればあり得ることだし、
そんな風にも考えますよね。
でも、好調時にはまたバンバン打ち出し、
年間を通せばやっぱりチームの頼れるリーディングオフマンであります。
この7割って数字、何だと思いますか?
90%の残り10%でも良いですし、
99%の残り1%でも良いですが、
この数字って何でしょうね?
実はこの残りの数字が、
貴方に与えられた「ゆとり」の大きさだったんです。
99%なら失敗できるのは1%なんです。
90%なら失敗できるのは10%なんです。
とは言え、確率が高いってことはやっぱりほぼ成功しているんです。
でも、99%なら失敗はほぼ許されません。
決めなければいけません。
どんどん数値が下がってきて、
成功確率1%ならどうでしょうか?
私なら、ほぼハズレることを想定して考えます。
100回ハズレ続けてもそうだと思いますし、
500回とか連続でハズしてもそういうこともあると思います。
個人的な感覚では、1000回もやれば、
まぁどこかで当たるだろうくらいの構えでいきます。
1000回連続でハズレる確率は約0.004%です。
かと言って、1000回目を外したとしても、
まぁそろそろどこかで当たるだろうくらいに思います。
そもそも、最初からそれほど期待していません。
この違いが「ゆとり」の違いなのです。
成功確率1%なら、
私なら最悪当たらない可能性も考慮して、
行動を起こします。
途中でその投資に見切りをつける事も考えます。
それに、当たらないリスクも備えて、
同時並行で別のパタ―ンの投資を走らせても良いのではないかと、
対策を講じているでしょう。
ゆとりがあれば、
そういうことをするのは簡単なはずです。
それが確率がどんどん上がってきて99%になる。
99%は失敗を許しませんし、許せません。
知らず知らずの内に、
貴方は自分自身の視野をスゴく狭くしているのです!
それが99%なのです!
仮に、貴方の今後の人生を左右することを目の前にいる男が握っているとしましょう。
彼があることを成功させれば、
貴方には今後バラ色の人生が約束されています。
そして、幸いな事にその成功確率がなんと99%!
前の人も、前の前の人も当然のように成功です。
そして、大きなガッツポーズをしております。
失敗している人なんか、周りにいるのか?
というような状況です。
しかし、失敗したら待っているのは地獄…
男の出した結果は…1%。
貴方は信じられない思いで呆然としています。
脚はガクガク震えています。
腰が抜けて動けません。棒立ちです。
心の底からふと「仕組まれた…」の声が…
貴方は急に許せない気持ちで一杯になりました。
…
さて、そう考えていった場合の究極形です。
100%ってどうでしょうか?
全てそれ以外起こりません。
ゆとりも0です。
100%だけは別ですか?
それともやっぱり延長ですか?
ゆとりが全くない人ってどうですか?
仏様のような振る舞いをしていましたっけ?
ゆとりの全くない事象ってどうでしたっけ?
アメイジングでしたっけ?
エキサイティングでしたっけ?
「最高ですか~!?」
私には、100%にはどこか嘘や偽りがあると感じています。
最近は人との会話の中で良く「絶対に、必ず、100%」
という言葉をよく耳にします。
ビジネスなんかでも口癖の様に言う方がいます。
子どもも良くこの言葉を使いますよね。
人間どんどん薄くなってしまうものですね…
やっぱり、私も全知全能は悪魔だと思います。
100%を求めることは構いませんが、
その過程は悪魔に魂を売ることだと心得ておいた方が良いでしょう。
私は常に十中八九で充分満足です。
「神はサイコロを振らない」かもしれませんが、
しかし、神はサイコロを1面にはしませんでした。
世の中に揺らぎがあるから、「ゆとり」が生まれます。
【ピエール=シモン・ラプラス】
■ギャンブルって儲かりませんよね!?
確率論は元々はギャンブルに勝つための攻略法として、
カルダーノが研究を始めたことに端を発します。
16世紀の出来事で、最初に扱われたのは、
サイコロを使ったギャンブルだったようですが、
その後もギャンブルと共に発展を遂げていきます。
そんな流れもあってか、
確率論はギャンブルと相性が良いです。
というか、お金を使ってお金を作るような事象とは頗る相性が良いです。
そして、暫くし17世紀になると社会的要請から統計学が発展し始めます。
多量のデータの中から規則性を見出す解析学です。
後に確率論と統計学の関連性が見出され、
確率論は統計学の言語として扱われるようになりました。
幸か不幸か、我々の住む宇宙において確率論と統計学が絡まない事象はないです。
というか、統計学というのがそういう学問である、
というべきかもしれません…
我々の住む世界を統べる根本的な法則の内、
不確定性論と相対論という2つの道があります。
(奇しくも二人共、原爆開発に一役買う人物となりましたが…)
競馬もこの2つを知っていれば十分であります。
全てのものは確率的に揺らいでおり、全てのものは相対的である、
という道です。
【ヴェルナー・ハイゼンベルク】
ギャンブルは胴元の控除率があるので必ず胴元が儲かって、
やっている側は儲からないと言う人がいます。
胴元が儲かるというのはほぼ賛同できます。
しかしこの考え方、何かが欠けている気がします。
儲かるかどうかは、期待値が決めることです。
期待値がプラスなら儲かり、期待値がマイナスなら儲かりません。
これを差し置いて儲からないというのは、
実情を良く見ていませんし、
道とは掛け離れたところにいる気がします。
この考え方、実に危険です。
貴方がお金持ちになれるかどうかは何が決めているのでしょうか?
貴方の実力でしょうか?
やる気でしょうか?
運でしょうか?
貴方がお金持ちになれるかどうかは、
お客様が決めることです。
貴方が決めることではない、ということです。
貴方に実力があり、やる気があり、運があったとしても
(成功の三要素と呼ばれています)、
お客様が「No」と言えば、結果は見えています。
上記の考え方は、これと同じミスを犯しております。
全ての事象は揺らいでいます。
例えば還元率80.00%というのは、
売上から20.00%控除しているだけであって、
それと全てのオッズが控除率を考慮した
適性オッズで推移しているかどうかには関係はありません。
確率は常に偏ります。
偏りがあるから、始めて投資が成り立つようになります。
オッズは常に適性に動いている訳ではありませんし、
勝ち馬の勝率も常に一定ではありません。
しかし、ハナから儲からないと考える人は
この偏りを理解しておりません。
全てが一律、一定であると考えています。
競馬であれば、例えば、
ある条件が揃うと複勝の下限4.0 – 9.9 倍の馬は
回収率が100%を超えてきます。
新潟ダ1200mでは先行馬大々有利の条件ですが、
ある条件が揃うと単勝回収率が100%を超えます。
中山1200m大得意の柴田善臣大先生はある条件が揃うと、
単複回収率が100%を超えます。
びっくりじゃないですか!
あの大先生でまさか勝負できる条件があるって!
儲からないと言っている方は、
短絡的にビジネスなら儲かって、
ギャンブルは儲からないと思っているのでしょうか?
株なら儲かって、
競馬は儲からないと思っているのでしょうか?
ブラックジャックなら儲かって、
ルーレットは儲からないと思っているのでしょうか?
ビジネスも株も期待値がマイナスなら儲かりません。
ブラックジャックの運命は確率的確定論なので儲かってしまいます。
ルーレットで大儲けをした有名な投資家がいます。
彼の名はエドワード・ソープ。
米の有名な投資家です。
彼は手製のコンピュータを持ち込み、
ルーレット玉の初期速度と初期位置から
どのエリアに入るか計算によって導き、大儲けします。
後にカジノ店を出禁になります。
胴元が負けた反例ですね。
彼は、ブラックジャックの必勝法を見つけ出したことでも有名です。
どんなことでも、
期待値をプラスにできる方法を見つけることができるならば、
それが攻略法であり、それは投資対象になります。
ギャンブルだから負けるなんてことは、
科学は証明していません。
科学的に言えることは、
期待値がマイナスなら負けると言う予測だけです。
確率的揺らぎがあるなら、
何事にも「攻略法」はあるものです。
匙を投げずに探し続ける姿勢が大切です。
【アルベルト・アインシュタイン】
続きます…(^^)/
もし、貴方が日本ダービーで単勝支持率約50%、単勝1.6倍
のサートゥルナーリア(4着)を軸に買ってしまったというのでしたら、
私からの提案はその時に、ダノンキングリー(2着)を軸に変える術となるでしょう(^^)♪
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